本製品は優れた耐熱性と酸化安定性、スラッジ生成量の少なさ、オイルミスト(オイル蒸発)の少なさ、という特徴があります。また、引火点が高いことから、可燃性液体類であるという点も特筆すべき特徴です。この記事では、そんなシェル コレナ S3 RJを使った、潤滑士たちの製品開発事例をご紹介します!

シェル コレナ S3 RJを使った、潤滑士の解決事例
事例01:負担だったコンプレッサーオイル交換期間を3倍に!
自動車部品製造業を営む需要家さまは、約2,000時間で更新が必要な一般的なコンプレッサーオイルを使用されていました。需要家さまは、オイルの消費量や費用にご不満は抱いておられませんでしたが、オイル交換の頻度を減らしたいと潤滑士にお声がけくださいました。潤滑士は、約1ヶ月かけてさまざまな選択肢を考慮にいれながら工場や設備を調査させて頂き、最終的に、オイル交換期間が延長できて、かつ、省エネ効果も見込まれるシェル コレナ S3 RJを提案しました。また、一斉に更油することに不安を感じられた需要家様のご事情を考慮し、一部機器でのトライアルを提案しました。結果的に、オイル交換期間が2,000時間→6,000時間へと延長できただけでなく、消費電力4.5%減、複数のコンプレッサー合計で年間50万円に省エネにつながりました。長い時間をかけたお仕事でしたが、需要家さまの喜びと笑顔に、潤滑士は良い仕事ができたと嬉しくなったそうです。
事例02:消防管理負担を軽減しながら、省エネと長寿命化を実現なんて夢物語を、潤滑士が叶えました!
自動車の空調部品などを製造なさっている今回の需要家さま。新たに工場の消防管理を任されることとなった方が、消防管理の負担を減らしたいとご相談くださいました。可燃性液体類であるオイルに変えれば消防管理の負担が減ることはわかっていらっしゃるけれど、そのためにオイルの性能が落ちては元も子もありません。潤滑士は、ヒアリングの結果、①可燃性液体類である、②できればオイル交換期間を延長したい、③省エネに効果もあればさらに嬉しい、というご希望をお持ちであることがわかりました。そこで提案したのが、シェル コレナ S3 RJです。
まずは1台、トライアル導入することとなりました。オイル切り替え後、半年間電力測定を実施いただいたところ、上のグラフのように消費電力が平均約8%減少していることが分かりました。また、6,000時間経過後のオイルを分析したところ、オイルの状態はほとんど変化しておらず、スラッジの発生量も同条件で使用した純正オイルの10分の1以下に抑えられていることが分かりました。
需要家さまは、省エネ効果もさることながら、6,000時間経過してもオイルがほとんど劣化していないことに驚かれ、「これなら生産状況によって交換時期を後ろ倒ししたとしても安心できる」と大変にお喜びになり、全コンプレッサーをシェル コレナ S3 RJに切り替えていただきました。潤滑士はオイルの納品のたびにお話を伺いますが、その後もトラブルなく運用を続けていらっしゃるそうです。
事例03:夏場の熱対策もお任せ! 夏場は毎日停止していたコンプレッサーが、いちども停止しなくなりました。
自動車部品製造業を営む、また別の需要家様は、夏場にコンプレッサーが高温のために停止してしまうことにお悩みでした。これまでは扇風機をあててしのげていましたが、近年の猛暑にはあらがえず、毎日30分~数十分もコンプレッサーが停止してしまっていました。「夏場はこんなもの」とあきらめていらっしゃいましたが、夏場だけで累積すると数十時間にも達してしまう時間的損失は小さいものではありません。そこで潤滑士は、熱安定性に優れる本製品を提案しました。
結果、4~9月の夏場に累積数十時間、特に暑い時期には毎日のように停止していたコンプレッサーが、オイルをシェル コレナ S3 RJに変えただけで一度も停止しなくなりました。お客様は大変喜ぶとともに、メンテナンスの負担が減ったとお喜びになりました。この事例では測定しませんでしたが、理論的には消費電力も減少していると推測されます。
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自然と費用とコンプレッサーに優しいシェル コレナ S3 RJにご興味が湧いたら、ぜひお問い合わせを!
シェル コレナ S3 RJは、特徴的な性能を幾つも備えたユニークなコンプレッサーオイルです。特に、長期間、長時間、高負荷などの条件が揃うと、その効果は大きくなります。ぜひ、解決事例集もご覧頂いて、もしも少しでも興味が沸いたら、ご連絡ください。
需要家さまの全てのご事情が、潤滑士にとって解決すべき課題です。潤滑士は、製品の単純な置き換えから、より広範に渡るご提案まで、良いソリューションを提供できるように心がけています。まずはどんな些細なことでも、お気軽にお問合せからご連絡ください。
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