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潤滑解決事例 - 陸運潤滑解決事例

シビアコンディション対応の秘策!車両寿命を伸ばすオイル選定

この記事をお勧めしたい方

シビアコンディション対応に悩まれている方
・ススやスラッジの堆積によるエンジントラブルにお悩みの方
・適正なオイル交換距離を知りたい方

 

適切なオイル交換の距離とは

以下の表は各国内トラックメーカーが推奨している通常の使用環境におけるオイル交換距離(DH-2使用時)です。(2023年時点)

自動車メーカー 交換距離
A社 1年毎または45,000km
B社 1年毎または20,000km
C社 大型:40,000km
中型:20,000km
D社 1年毎または30,000km
次に昨今よく耳にするシビアコンディションにおける推奨オイル交換距離です。
自動車メーカー 交換距離
A社 走行キロ数に関わらず早めにオイル交換をしてください
B社 交換の目安より早めの交換が必要です
C社 大型:20,000km
中型:10,000km
D社 1年毎または20,000km
シビアコンディションにおける使用だと、より短い走行距離でのオイル交換が必要になります。

総走行距離80万kmの車両のエンジン内部

まずはこちらの写真をご覧ください。

こちらの写真は総走行距離80万kmの車両のエンジン内部です。

非常に綺麗な状態であることがお分かりいただけるかと思います。

ここまでエンジン内部が綺麗な状態に保つには、エンジンオイルの性能が大切なんです!

エンジンオイルの役割とは

エンジンオイルはエンジンの健全な動作と寿命を維持するために、以下のような不可欠な役割を果たしています。

・潤滑剤
・清浄剤
・分散剤
・防錆剤
・冷却効果
・シール効果

エンジンオイルの適切な交換と定期的な点検は、自動車のメンテナンスと安全な運転において非常に重要な要素です。

今回の事例で使用しているオイル

今回のエンジンに使用しているオイルは、シビアコンディション車両においても長期にわたりエンジンを保護することを目的に開発されたリムラR6LM-Jです。

このオイルを使用すると、オイル交換距離の延長と長期間にわたるエンジンの保護が、同時に実現できます。

冒頭の写真のエンジンは80万km走行しているのですが、エンジン内部だけでなく、クランクシャフトやメタル外周も非常に綺麗な状態です。

※画像をクリックすると拡大して表示できます。

 

オイルの適正な交換距離は延長できる!?

現在整備している車両では、どのくらいの頻度でエンジンオイルの交換をされていますか?

トラックが走行する環境やオイルの種類にも左右されますが、概ね3万〜4万km程度での交換をされているかと思います。

上記の写真のエンジンのオイル交換距離は、7万〜8万km前後での交換を実施しています。

今回の事例で使用しているオイルであれば、一般的な交換距離よりも、長い交換距離を実現し、整備コストの削減整備作業時間の削減整備のための停車時間の削減、廃油の削減が可能です。

適切なオイルの選定が、2024年問題整備士不足などの課題に向けた、解決手段の一つになり得ますので、コスト削減等にお困り方は、お気軽にお問合せください!

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