60秒でわかる記事のポイント
記事をおすすめしたい方
・EGR、ターボチャージャーなど、排ガス浄化装置にお悩みの方
・ディーゼルエンジンの不調にお悩みの方
・ディーゼルエンジンオイルを見直したい方
まずはトライアルで効果検証!!
約500台の車両を運用する需要家様は、食料や雑貨などの近距離運輸でご活躍なさっています。DPFの目詰まりと、それを解消するための手動再生の頻度にお悩みでしたので、事情を詳しくお聞きして、ディーゼルエンジンオイル・シェルリムラR6 LME-Jへの交換を提案しました。トライアルで良い結果が得られたので、本格導入に向けて準備中です。
DPF目詰まりのため、
車両1台あたり月間8~10回の手動再生。
DPF目詰まりが改善し、
車両1台あたり月間1~2回まで手動再生を低減。
試算では、年間500万円の費用節約が期待!
DPFってなに?という方に、こちらの記事もおすすめします。
3日に1回、DPFの手動再生をするなんて…
DPFの手動再生を実行すると、様々な条件にもよりますが、15~60分程度の時間がかかり、3~10リットル程度の軽油が消費されることになります。また、DPF手動再生は、高温の排気ガスが排出され、また周囲への騒音影響から、どこでも気軽に実行できるようなものでもありません。DPF手動再生の必要性を知らせるランプが灯ったら、ドライバーは安全な場所で速やかに手動再生を実行するか、場合によっては車両基地に帰還して車両を乗り換えるといった手当が求められる場合もあります。突然の車両繰りは、会社全体の計画にも負担となってしまいます。
今回の需要家様のケースでは、1回あたり平均30分、約5リットルの軽油が消費されおり、1台あたり月8~10回、平均すると3日に1回、手動再生が必要でした。
「これ、シェルのオイルで解決できるのでは?」 ひとつの転職が導いた不思議な縁。
今回の需要家様と弊社製エンジンオイルの出会いは、ある社員の方が今回の需要家様の会社へと転職したことで、生まれました。その方は、転職前の会社で、DPF目詰まり問題を弊社のディーゼルエンジンオイル・シェルリムラR6 LME-Jで解決できた経験がありました。今回の需要家様の会社に転職した後、同じようにDPF手動再生の問題が生じていることを目の当たりにし、シェル製オイルであれば解決できるかもしれないとご提案してくださって、転職前の会社で一緒に問題解決を目指した潤滑士にお声がけ頂いたのです。
需要家様は、ディーゼルエンジンオイルとして、他社製の十分に性能と品質の高い汎用的DH-2オイルを選定していました。しかしながら、汎用的であるがゆえに、短距離運輸で特に生じやすいDPF目詰まり問題に対して最適なソリューションとはなっていませんでした。短距離運輸では、エンジンのストップ&ゴーが頻繁に繰り返され、走行速度も安定しません。このような条件下では、DPFの目詰まりが生じやすくなります。お声がけ頂いた潤滑士は、調査や聞き取りを通じて、このような状況下であればシェルリムラR6 LME-Jに優位性があると考え、連絡を頂いてから2~3ヶ月後に、エンジンオイルの交換を基軸とするソリューションを提案しました。
既に利用なさっていた汎用的DH-2オイルも良い性能と品質を持ちましたが、シェルリムラR6 LME-Jは、以下のような優位性がありました。この中でも、カーボンやオイルミストの減少は、DPF目詰まりに対して有効だと潤滑士は考えました。
【シェルリムラR6 LME-Jの優位性】
・排ガス浄化装置の目詰まりや固着の原因となるカーボンやオイルミストの減少
・エンジンオイルの長寿命性能
・エンジンの保護性能:特にシビアコンディションにおける保護性能
・省燃費性能
・カーボンニュートラルとなるカーボンオフセット
トライアルは良好! 月8~10回→月1~2回へ。
潤滑士の提案に基づき、次のようなトライアルが実施され、良好な結果が得られました。
【対象車両】
車両メーカー:三菱ふそう、エンジン型式:4P10。東日本の3拠点にて実施。
車両1台あたり8~10回の手動再生。
車両1台あたり1~2回まで手動再生を低減。
トライアルの結果を踏まえて需要家様の改善効果を試算すると、最終的に500万円/年の費用節減が期待できることがわかりました。この試算には、手動再生による燃料消費、排気系装置のメンテナンスや修理費用の低減などを含めていますが、手動再生の待機時間に伴う機会費用や、車両繰りや車両管理の費用は含めていません。
より良いソリューションを目指して、勉強会を開催。
エンジンオイルを交換するだけでは、需要家様の悩みに対する完全なソリューションには至っていません。需要家様は次のようなお悩みもお持ちで、潤滑士はそれらにも貢献できると考えました。
・各拠点に車輌管理者はいるが、整備をしたことが無い為、知識が乏しい
・全拠点に整備工場があるわけではない
・各拠点によりオイル交換のタイミングがバラバラで管理できていない
こうしたお悩みを解決し、需要家様がご自身で適切にメンテナンスできるよう、潤滑士は整備部門の方々に向けてエンジンオイルをトピックに勉強会を開催しました。
潤滑士は、製品の単純な置き換えから、より広範に渡るご提案まで、良いソリューションを提供できるように心がけています。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にお問合せからご連絡ください。
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