シェル ルブリカンツ ジャパン株式会社

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潤滑解決事例 - 産業

オイルを変えるだけで、コンプレッサーの使用電力が8%削減

自動車の空調部品等を製造しているお客様で、長寿命・高引火点タイプのコンプレッサーオイル: シェルコレナS3RJ をご使用いただき省エネ効果を確認いただいた事例を紹介いたします。

ご使用される前
ご担当者様が消防法対策の担当に命じられた
オイル交換が規定時間を超えることがあり不安
省エネ対策はすべてやり尽くしていた
ご使用後の効果
可燃性液体類の採用により管理が簡素化
6,000時間後の状態が良好であることを分析で確認  半年間の計測により省エネ効果 ▲8 %*を確認

※お客様に実際に測定あるいは検証いただいた結果ですので、全ての機械・条件で同じ効果が出るとは限りません。

1. お客様のお困りこと・改善したかったこと

以前から工場全体の消防法対策が課題としてあり、管理部のご担当者が消防法の管理担当として任命されました。その一環でコンプレッサーオイルを可燃性液体類に変更することを検討していました。
コンプレッサーオイルは6,000時間を目途に交換を行っていましたが、生産状況や担当者の忙しさによって交換時期が延び、6,000時間以上使用しているケースも多々あったそうです。規定時間以上使用した時に機械が故障しないか不安があり、余裕をもって6,000時間使用できるオイルを選択したいという思いを以前から持っていました。 また、全社的にCO2削減に取り組んでおり、各部署で改善案を出し続けなければならず、新しい取り組み案に頭を悩ませていました。
そこで、可燃性液体類、長寿命、省エネ効果の期待できるオイルを採用し、半年間の電力測定と6,000時間使用後のオイルの状態を検証することになりました。

自動車部品メーカーのイメージ写真です。

 

2. ご提案内容

高引火点潤滑油であるシェルコレナS3RJのご提案
• 高引火点潤滑油のため、消防法の「可燃性液体類」に該当
• 熱によるスラッジの発生が少なく、オイル交換期間の延長が期待できる
• スラッジ発生が少ないためオイルセパレータでの圧損を削減し省エネに貢献

3. ご使用後の効果

オイル切り替え後、半年間電力測定を実施いただいたところ下記グラフのように電力消費量が平均約8%減少していることが分かりました。
6,000時間使用した後のオイルを分析したところ、オイルの状態はほとんど変化しておらず、スラッジの発生量も同期間使用した純正油の10分の1以下に抑えられていることが分かりました。スラッジ発生量が少なく、セパレータに補足されたオイルから発生するスラッジ量も少ないことが予想され、そこでの圧力損失を抑制する効果が大きかったと考えられます。
その証拠に削減グラフの折れ線は時間経過とともに上昇しており、使用時間が経過するにつれセパレータでの目詰まりの差が徐々に生じていると考えられます。
お客様は省エネの効果に大変驚かれていましたが、6,000時間経過してもオイルの劣化が進んでいないことにも驚かれ、「これなら生産状況によって交換時期を後ろ倒ししたとしても安心できる」と喜んでいただきました。その後、他の機種も全て当油種に切り替えていただき、トラブルなく安定した稼働が続いています。
(省エネ効果の技術理論については「コンプレッサーオイルを変えて省エネ?」をご参照ください)
自動車空調部品メーカーでの省エネ(電力使用量減少)のチャートです。

 

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