シェル ルブリカンツ ジャパン株式会社

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潤滑解決事例 - 産業

コンプレッサーの消費電力8%減!シェルコレナS3RJはとっても優秀。

60秒でわかる記事のポイント

記事をおすすめしたい方

・コンプレッサーオイルの選定で悩んでいる
・コンプレッサーの消費電力を減らしたい
CO2削減を目指している

 

今回のお客様

今回は、自動車の空調部品などを製造しておられる需要家様の生産工場が舞台です。新たに工場の消防管理に任命された担当者様は、消防法対策、省エネ対策、オイル交換の不安解消など、様々な悩みを解消するソリューションを求めていました。

潤滑士は、お客様のニーズを満たす製品の中から、シェルコレナS3RJを提案しました

 

あれもこれも解決したい。そんなソリューションある?

今回、潤滑士にお声がけくださった担当者様は、工場の消防管理に新たに任命されたばかりでした。担当者様は、工場内の点検を通じて、以下のような悩みを抱えることとなりました。

・コンプレッサーオイルを可燃性液体類に変更し、消防管理の負担を軽減したい。
可燃性液体類に関する詳しい説明はこちらの記事をどうぞ!

・コンプレッサーオイルの交換時間目安6,000時間を延長したい。

CO2削減に取り組みたいが、省エネ対策はやりつくした感がある。

 

可燃性液体類に該当! 高引火点潤滑油シェルコレナS3RJをご提案。

潤滑士は、お客様のニーズを満たす製品の中から、シェルコレナS3RJへの置換をご提案しました。

シェルコレナS3RJの特徴

・高引火点潤滑油であり、消防法の「可燃性液体類」の基準を満たす。

・優れた熱安定性:スラッジの生成を抑制し、低メンテナンス化と省エネに貢献

 特に重要なのは、低沸点留分(低い温度で燃焼する物質)をカットしているシェルコレナS3RJは、可燃性液体類に分類されることです。これにより、取り扱いに伴う負担が小さくなります。消防管理を担当するお客様にとって、これは何より優先されるお悩みでした。

シェルコレナS3RJの説明資料より

 

管理も楽で、省エネで、低メンテナンス。ソリューションは大成功!

自動車空調部品メーカーでの省エネ(電力使用量減少)のチャートです。

オイル切り替え後、半年間電力測定を実施いただいたところ、上のグラフのように消費電力が平均約8%減少していることが分かりました。また、6,000時間経過後のオイルを分析したところ、オイルの状態はほとんど変化しておらず、スラッジの発生量も同条件で使用した純正オイルの10分の1以下に抑えられていることが分かりました

お客様は省エネの効果に大変驚かれていましたが、6,000時間経過してもオイルの劣化が進んでいないことにも驚かれ、「これなら生産状況によって交換時期を後ろ倒ししたとしても安心できる」と喜んでいただきました。その後、他の機種も全てシェルコレナS3RJに切り替えていただき、トラブルなく安定した稼働が続いています。

スラッジ発生量が少ないことから、セパレータに捕捉されたオイルから発生するスラッジ量も少ないことが予想されます。結果、そこでの圧力損失を抑制する効果が大きかったと考えられます。その証拠に削減グラフの折れ線は時間経過とともに上昇しており、使用時間が経過するにつれセパレータでの目詰まりの差が徐々に生じていると考えられます。

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需要家様の全てのご事情が、潤滑士にとって解決すべき課題です。潤滑士は、製品の単純な置き換えから、より広範に渡るご提案まで、良いソリューションを提供できるように心がけています。まずはどんな些細なことでも、お気軽にお問合せからご連絡ください。

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