コンプレッサーオイルとセパレータの関係は?
「オイルセパレータの不具合をオイルで解決できる?」でご紹介しましたが、劣化の早いオイルを使用するとオイルセパレータを詰まらせるリスクが高まります。
圧縮空気中のオイルがセパレータで補足される⇒補足されたオイルが高温・高圧の空気にさらされる⇒
劣化によって黒色の劣化物(スラッジ)が発生する⇒スラッジが圧縮空気の通り道を塞いでしまう⇒
圧損によって必要とする吐出圧が得られない⇒吐出圧を出そうとコンプレッサーの負荷が上がる、という悪循環が発生します。この悪循環によって余分な電力を消費してしまいます。そのため、「セパレータの詰まりを防ぐことが省エネに繋がる」と言い換えることができるのです。
セパレータの目詰まりによる圧損のイメージ図
セパレータのスラッジ堆積写真
新品 使用後
セパレータは徐々に色が変わり写真ように黒くなりますが、スラッジの堆積量はオイルによって様々です。
解説動画はこちら
これらの解説を動画でわかりやすくまとめておりますので、ぜひご覧ください。
まとめ
スクリューコンプレッサーのオイルの使用量は年に1~2回の交換で数十L程度のため全体に占めるコストとしては大きくはありません。ただ、工場の電気代に占めるコンプレッサーの割合は高く製造品目によっては50%を超えるケースもあります。小さい投資で大きな省エネ効果が得られる可能性もありますので、コンプレッサーのオイルはしっかり選定することを推奨いたします。
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