シェル ルブリカンツ ジャパン株式会社

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潤滑解決事例 - 産業

冷間圧延機の油温が10℃下がり夏場の精密圧延に貢献、フィルターの寿命延長も期待

冷間圧延によるステンレス鋼板を製造しているお客様の圧延機にて、弊社省エネタイプの作動油:シェルテラスS3VE をご使用いただき、油温の低減による応答性の改善を確認できた事例を紹介いたします。

ご使用される前
応答性が悪く製品精度に影響が出ている
油温:夏場53℃程度、夏場以外45℃程度
ベーンポンプから異音
3か月でフィルターが黒くなる
ご使用後の効果
応答性が改善
油温:夏場40℃程度、夏場以外35℃程度 
ベーンポンプからの異音が低減
3か月後もフィルターは綺麗な状態

※お客様に実際に測定あるいは検証いただいた結果ですので、全ての機械・条件で同じ効果が出るとは限りません。

1. お客様のお困りこと・改善したかったこと

精密圧延が必要な機械において、特に夏場の応答性が悪く、必要な時に必要な圧力が得られず製品精度に影響が出ていました。例えば、精密圧延時には240tが必要であるのに対し、ポンプ最大出力をそれ以上の270tに設定しても圧力が不足し、精密圧延が出来ないことに悩んでいました。ポンプの入れ替えを検討したもののポンプの入れ替えには、トータルで約300万円のコストがかかるということで断念し、油圧作動油を切り替えることでわずかでも改善が出来ればとテラスS3VEを試験導入いただきました。油温の上昇による軟化が原因の一つと考えられ、交換前後の油温を測定することになりました。
鋼板の写真

2. ご提案内容

高引火点・省エネ・長寿命作動油シェルテラスS3VEのご提案
●独自技術により機械内のエネルギーロスが油温上昇・音に変換されることを抑制
●高粘度指数(温度によって粘度が変化しにくい)のため、夏場の軟化を防ぐ
●耐久性が高く性能を長期間維持。スラッジ生成を抑えフィルターのダメージが少ない

3. ご使用後の効果

オイル切り替え前後で700時間ずつ稼働させ比較したところ、夏場の油温が10℃以上低下し応答性、出力に改善が見られました。ベーンポンプからの音も小さくなり、オイルの変更による違いを実感していただきました。また、700時間後のフィルターを比較すると、明らかに汚れに差がありオイルの劣化が進んでいないことが分かります。オイル自体の低スラッジ性、油温低下による熱劣化の抑制の効果が分かる写真です。
大きなコストとなるポンプの交換を避け、オイルを交換しただけで応答性の改善が見られたこと、またフィルター・オイルの寿命延長も期待でき、大変満足いただきました。

使用前後フィルターの比較写真

 

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