60秒でわかる記事のポイント
記事をおすすめしたい方
·DPF再生回数を減らしたい
·車両の燃費を良くしたい
·騒音トラブルを軽減したい
お悩みとソリューション
本記事でご紹介する需要家様は、市内路線·高速の乗合バス事業を行われている、約540台の車両を保有されるバス会社様です。お客様の保有車両のうち、特に、停車と低速走行が頻繁に生じる市内路線バス用車両で、DPF目詰まりが多く発生していました。
潤滑士は、DPF目詰まりに効果的なシェルリムラR6LMを提案し、DPF再生間隔の延長に貢献しました。
DPF目詰まりはトラブルの種。できることなら改善したい…。
ディーゼルエンジン搭載車に搭載されているディーゼル微粒子フィルター(DPF)は、エンジン燃焼時にどうしても生じてしまうススや微粒子などの有害物質を排気ガスから取り除く、大事なモジュールです。有害物質を漉し取るという機能上、フィルターは必ず目詰まりを起こします。
DPF目詰まりを解消するために、再生と呼ばれる清掃プロセスを実行する必要があります。再生には、長時間の高速走行時などに運転者に負担をかけずに自動で清掃を行う自動再生と、目詰まりが一定レベルを超えたときに運転者や整備車が停車中に任意に実行する手動再生があります。自動再生·手動再生のいずれも追加の燃料を消費しますし、手動再生時には停車が求められる上に騒音や白煙、排気ガスが発生します。
今回の需要家様は、バス路線を運行しているということもあり、手動再生に伴うダイヤの遅れ、手動再生時の路線周辺住民への騒音被害などに頭を悩ませておられました。特に、頻繁な停止と低速走行が特徴の市内路線バス車両では自動再生が機能しにくく、手動再生回数が増えて悩みの種となっていました。
デポジット生成を抑制するシェルリムラR6LMをご提案。
潤滑士は、標準的なディーゼルエンジンオイルよりも、清浄性に優れ、機器の保護性能に優れたシェルリムラR6LMへの置換をご提案しました。
シェルリムラR6LMの特徴
·優れた清浄性:エンジンオイル由来のカーボンなど、DPF目詰まりに繋がる物質の生成を抑制
·優れた蒸発特性:再生中のオイルが蒸発しにくく、オイルのカーボン化を抑制
·優れた保護性能:動弁系の摩耗を防ぎ、エンジンを保護
再生間隔延長! メンテナンスの負荷が軽くなりました。
DPFの再生間隔は、次のように大幅に改善しました。
ソリューション実行前 |
ソリューション実行後 |
|
DPF手動再生間隔 |
166km |
274km(+165%) |
DPF自動再生間隔 |
40km ※10万km以上走行車両 ※新車は130km程度で、オイル交換による改善効果無し。 |
60~70km(+150%) |
オイル置換後、車両搭載診断システムにより、DPFの閉塞物が以前より大幅に減少していることが確認されました。再生間隔の延長は、メンテナンスの負担を減らすだけでなく、オイル交換頻度や燃料消費の低減にもつながり、省エネや環境負荷低減の効果も期待できます。
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需要家様の全てのご事情が、潤滑士にとって解決すべき課題です。潤滑士は、製品の単純な置き換えから、より広範に渡るご提案まで、良いソリューションを提供できるように心がけています。まずはどんな些細なことでも、お気軽にお問合せからご連絡ください。
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