60秒でわかる記事のポイント
記事をおすすめしたい方
・グリースの熱ダレに困っている
・高温環境下のグリース選定に悩んでいる
・給脂回数を減らしたい
今回のお客様
今回の需要家様は、乾燥機＋生産品の搬送設備で約170℃程度の高温に晒される設備を所有なさっています。お客様は、他社製のリチウムコンプレックス耐熱・極圧多目的グリースを使用しておりましたが、高温環境下で使用するため、特に夏場は熱の影響でグリースが流れ出てしまう状況でした。そのため、週に何回もグリース給脂を行う必要もあり、これを解決したいとお考えでした。
そこで潤滑士は、ソリューションとして、耐熱性に優れた シェル ガダス S4 Z100Aへの置き換えを提案しました。
シェル ガダス S4 Z100Aは、高温環境下でも高性能！
お客様は、使用中のグリースの熱ダレや、熱ダレに伴う頻繁な給脂、グリース消費量が多く費用が高くなってしまっていることにお困りでした。潤滑士は、お客様からのヒアリングの後に、ソリューションとして耐熱性及び長寿命性を有する新グリースシェル ガダス S4 Z100Aへの置き換えを提案しました。
シェルガダスS4 Z100Aの使用可能温度範囲は-20℃～220℃であり、給脂量の削減に期待できます。下記はカタログの一部を抜粋したものですが、滴点試験において他社汎用グリースと比較しても良好な結果を得ています。
すぐに効果を実感！
使用してすぐに、お客様からお喜びの声を頂きました。熱ダレが抑えられ、グリースの給脂回数が大幅に低減できたとのことです。
今回のケースもそうですが、多くの需要家様は、設備機械の購入時に勧められたグリースをそのまま使い続けるケースがほとんどです。最初に勧められるグリースは純正グリースといい、多くのお客様が問題なく利用できる汎用性に優れるという特徴があります。特殊な条件下において、あるいは、設備機械の経年劣化や運用環境の変化によって、純正グリースでは十分な性能を発揮できなくなることもあります。
| ソリューション実施前 | ソリューション実施後 |
| 熱ダレが頻発 | 熱ダレが低減 |
| 週に2～3回の給脂 | 週に1回の給脂 |
潤滑士は、最新のグリースや潤滑油の知識に精通しています！
2021年4月に発売したシェルガダスS4 Z100Aは、特に耐熱性と長寿命性に優位性を持ちます。現在まで、一般製造、金属加工、建機レンタル、鉄鋼、製紙、化学メーカーといった様々な業種のお客様からご好評をいただいております。たとえば本製品のようなグリースへの置き換えが、機械設備の性能向上や低メンテナンス化につながる可能性があります。
需要家様の全てのご事情が、潤滑士にとって解決すべき課題です。潤滑士は、製品の単純な置き換えから、より広範に渡るご提案まで、良いソリューションを提供できるように心がけています。まずはどんな些細なことでも、お気軽にお問合せからご連絡ください。
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